春日部セントノア病院

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2014年9月
『初心を忘れない』

夏休みも終わり、我が家の台風達が学校へ戻ったとたんに本物の台風が来る季節となりました。毎年のことながら本当に暑いです。まだまだ暑い日が続くと思いますが体調管理をして乗り越えていこうと思います。
先日、読んだ本の中で決して忘れてはならない基本の言葉を見つけました。自分自身へのいましめの言葉として紹介します。

1.尊重しありのままを受け止める
患者の人間性を尊重し、その人のどのような行動をも目の前にあるその人の行為として受け取ること。
2.説明や行動の手順を繰り返し伝える
記憶障害のある患者の多くは、「自己喪失感」を持ち自信を失い、恥ずかしい気持ち・他者に知られたくない気持ちを経験している。それに対しあからさまに指摘することはケアとして全く意味を持たない。さりげなくフォローする。
3.感情に共感し今を明るく過ごす
患者の「いま」喜んでいる「さま」をありのままに受け取りその「喜び」を「ともにする」こと。
4.適度に受け入れつつ現実へゆっくり導く
ありのまま受け止める事も大切だが、状況によっては現実をゆっくり説明したほうが良いこともある。(リアリティ・オリエンテーション)
5.出来ない部分だけを手助けする
最終的に患者が自分で出来たという喜びが得られるよう支援する。
6.言葉でなく表情でこころを伝える
「そばにいる」そのことだけで苦しみは和らぎ励ますことができる。
7.危険がないように見守る
手を出す必要はなくても関心を向けている態度を知らせるだけで患者は安心して行動ができる。
8.介助者が対処的行動をとる
患者の自尊心と人としての尊厳が傷つけられないよう配慮する。
9.感情的にならずその時を過ごす
認知症患者は、重度になれば終末期にある。忘れていく自分と戦い時間のある限り生きていこうとしている。介助者は、困難に感じる事があっても否定的な感情を想起せず最期の理解者の1人として見届けていく。

当院でもいろいろな場面に直面しますが、患者の辛さを常に念頭に置き初心を忘れず援助していこうと思います。

3病棟師長 斉藤 宏美