春日部セントノア病院

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2015年11月

『秋雑感』

 


日本は四季がはっきりして美しい国と言われています。
私にとっての秋といえば…

 

「実りの秋」   稲、柿、栗

「食欲の秋」   天高く馬肥ゆる秋

「芸術の秋」   コンサートの予定あり

「読書の秋」   秋の夜長の楽しみ

(最近心に響く本が見つからず)

「スポーツの秋」 頑張ってウオーキング

 

人それぞれに似合う秋『季節』があるように感じる年齢になりました。ふと、今まで生きてきた私の季節『秋』とはと考えてみました。

子供の頃の秋、学び・スポーツに夢中だった頃の秋、都会に出て職業に就き、結婚・子供を産んでからの秋と、沢山の秋が通り過ぎていきました。

私の人生でどの時期の秋が印象に残っているか考えたとき、不思議に思うのですが鮮明に残っている秋の記憶はありませんでした。

人間、過ぎし事は忘れるようにできているのか、それとも現実に押し流された結果なのか、ただ一つだけ思い出す秋の風景があります。それは鮮やかな山の紅葉、家の周囲にはたわわに実った柿、栗の木、私の育った山深い村の風景のような気がします。

過ぎた時間には記憶として残るもの、残らないものがある。

記憶として残るもの、それが自分の人生の思い出となる。

最後の秋は「物思う秋」です。

 

去る五月の病院短信で十年目の思いを文章にしましたが季節はもう秋、前半が過ぎてしまいました。

看護・介護、業務の再点検をしています。良い部分もあれば、悪い部分も浮き彫りになったと感じています。

『秋』は、問題点を修正して来年度に繋げる大切な時期です。

認知症の患者さんには日本の美しい四季を感じながら生きてほしい。例え美しい桜・青葉・紅葉を見て直ぐに忘れても、その時は笑顔を見せてくれます。

今年の私の秋は何色に染まるのか、人生の思い出が増える秋になると期待しています。

 

看護部長  住安 秀子