春日部セントノア病院

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2016年1月

『年頭のご挨拶』

 

新年おめでとうございます。皆様良いお正月をお迎えでしょうか?

病院は年末もお正月も変わりない業務が続いておりますが、祝日などに合わせて食事やおやつにはそれなりの色彩が工夫されております。

さて、セントノア病院は川越が14年目、春日部が11年目に入ります。容赦のない月日の移り変わりを肌で感じるとともに私自身も50代後半から外科医と現在の仕事に携わり14年余、古希を過ぎてまだ皆さんと一緒に仕事できることに感謝と感慨を覚えます。

外科医のころと現在の医療に根本的な違いはないのですが、今の仕事に思うことは人間の持つ自然の治癒力、免疫力の大きさに驚くことが多々あります。じっと経過を見るのは、医療従事者にとってかなり苦手な選択です。はたして治療した方がよいのか、じっと我慢するのがよいのか、今後とも結論のない命題だと思っています。

認知症の患者さんは物忘れはあっても、生来持っている自然な感情はむしろいっそう豊かになっていると感じます。穏やかな対応、例えば「おはようございます」と声をかければ、ほとんどの患者さんが笑顔で「おはようございます」と会釈されますし、白衣に気が付いて「お世話になります」と応えてくれます。老いるということは余分なことを少しずつ忘れ、比較的単純な生活(幼児期に還るように)になっていく、つまりどんな人でも必ず通る道だと思います。

子育てをした経験のある方なら、誰でも身に着けてきたあの忍耐力とやさしさは当院のような病院のスタッフには欠かせない大切な要素です。

長寿大国の日本においては心身の病に苦しむ高齢者がますます増えると考えられます。当院のような病院の役割は今後一層増すでしょう。

今年は申年です。干支の申の神様はとても頭脳が優れているとの事です。日本も敗戦後の絶望的な廃墟や自然の大災害などから、その都度不屈の闘志と忍耐力で立ち上がってきました。こうした能力も立派な資源です。自信と誇りを持って、グローバルな世界に取り残されないよう、今一度勇気をもって努力すべき時ではないかと考えます。

ともかくも皆様の健康な一年を祈願して年頭の挨拶といたします。

 

理事長 田巻 國義