春日部セントノア病院

川越セントノア病院 総合
トップ
取り組み
施設案内
スタッフ紹介
イベント紹介
入院案内
職員募集
病院新聞
病院の沿革

病院短信

2017年8月

『瞑想のすすめ』

昨年の病院短信8月号で、健康を蝕むキラーストレスについて書きました。

ストレスがたまると脳にある扁桃体が過剰反応し、自律神経系が活性化した状態になります。その結果、心身ともに疲弊し、ストレス性のうつ病などに罹患しやすくなってしまいます。扁桃体が過剰反応しないために今すぐできる対処法が次の三つ上げられています。

・定期的な運動

・コーピング:自分がワクワクするストレス対処法を見つけて使う。宝くじ7億円当たったら?というのもあり

・瞑想

ハーバード大学での実験では、瞑想プログラムを始めて八週間後に、身体の不調35%、心の不調40%の改善を見、脳のⅯRI検査で、扁桃体の5%縮小と海馬の5%増大が認められました。さらに最近、瞑想・ヨガ・気功などに、炎症を抑制する効果があるという研究結果も出ています。

私は認知症予防に毎日数回瞑想をしています。


私独自の瞑想法を紹介します。


姿勢:姿勢は自由。寝転んでやる、タンスなどにもたれて座位でやるなど、自分がリラックスできる姿勢でやります。私の最も瞑想しやすいのは入浴時で、バスタブにもたれて両膝を立てた座位でやります。

環境:明るさ、音、寒暖、時間など、ストレスの無い環境でやります。

呼吸:基本的には、鼻で吸って口で吐くといわれていますが、やりやすい呼吸法で構いません。吐ききるまでゆっくり吐きます。


手順
@目をつむると目の前2メートルくらいのところに木目調や網目様の壁が出現します。(修得に3年かかりました)
Aその壁をぼんやりと眺めます。
B呼吸に意識を向けてゆっくり数え、息を吐き出した時に、「いーち」「にー」とカウントします。(これを数息観という)
C雑念が出たら、雑念のパレードを見ているように眺め、決して深入りはしません。
Dそのまま眺めていると、そこに風景動画が現れます。例えば青天にそびえる山々、波の打ち寄せる海岸、小川の流れるせせらぎなどの風景です。
Eそれを眺めて楽しみます。時には、「綺麗な山々が見えます」などと、眠ってしまわないために解説します。
F5分ほど眺めていると、青色や黄色の丹光が見えてきます。(丹光とは閉眼で見える光のことで、気功用語→図)
G丹光をしばらく眺めていると、それが炎に変わります。炎は視野の中で広がったり縮んだり、あるいは線香花火のように躍ったりします。
Hこれを瞑想の終着点としています。全経過15分くらいです。


瞑想の専門書には、さらにその炎の中に入って一体化するようにと書いてありますが、私はまだその中には入れません。

 

副院長  野 正孝