春日部セントノア病院

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2008年5月

 当院に勤務して半年が過ぎました。今回はその経過報告です。当院には患者さん全員を診る精神保健指定医2名(常勤1名・非常勤1名)、また各病棟に一般診療担当の常勤医が各1名配置され(外科1・内科2)、その他に皮膚科の医師が週1日勤務。さらに訪問歯科の診療(院内)もあります。そして各患者さんを担当する看護師や介護士(員)がいます。つまり、各患者さんには病棟の主治医・精神科医の他に二人の担当者がつきます。その上で各病棟の看護師長や主任が各階全体に目を配り、さらに病院全体の看護・介護状況を看護部長が統括しています。
 この「各患者さんに担当者が少なくとも二人いる」システムは職員の責任感と積極性を引き出しています。そして、自慢ではないですが、他院に比べても職員の対人関係は非常に良好です。医師、看護師、介護士(員)等、各部署の職員がみな協力的で仕事しやすいのではないでしょうか。これは、おそらく病院の開設者の意思が強く働いている結果なのだろうと想像しますが、院長・副院長・看護部長の人柄を反映しているものとも思われ、患者さんのためにもとても役立っています。
 特徴は、基本的に延命治療をしない、拘束しない、徘徊が自由にできる事です。経鼻胃管(鼻から胃に入れる管、胃チューブ)や胃瘻を原則として使わない。欧米では、経口摂取ができなくなれば、そのまま看取ります。経管栄養はしません。そのかわり少しでも体が動かせればできるだけ自由に動かす。なるべく寝たきりにしない配慮です。ですが日本の療養型病院では経管栄養での延命治療をする所が多い。そんな中、延命治療せず自然に委ねる数少ない施設である当院の環境は認知症の患者さんには非常に住み心地の良い環境だろうと思います。認知症施設の現状を考えると相当充実した体制ではないでしょうか。

 

医師 沢田 實