春日部セントノア病院

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2006年2月

春日部セントノア病院は、現代の医学をもってしても、完治することがないといわれている、アルツハイマ一病や高齢者に起こりやすい脳血管障害性認知症等の老人性認知症の専門病院として、2006年2月1日に開院いたしました。ご存じのように、老人性認知症の患者さんの中には、慢性的な身体疾患のある方や、治療、療養中に、合併症や感染症を併発する患者さんも少なくありません。しかし、現行の健康保険制度の中では、療養型を標榜する病院は、医療保険、介護保険の区別なく、医師や看護師がその知識や技術を駆使し、患者に医療を行っても保険請求ができません。つまり健康保険が使えないのです。従って、療養型病院で行った医療の報酬は、@患者さんから自費で頂く、A無料にする、又はB医療行為をしない、の三つからの選択となりますが、@は患者さんの経済的理由から、Aは病院の経営的理由から、どちらも難しいので、いきおいBを選択することになります。病院でありながら、報酬がないために医療を行わない功罪を論じることは、又の機会に譲るとして、患者(入所者)に医療が必要となった場合には、医療を禁じられている諸施設はもちろん、病院であっても療養型を標榜すれば、一般病院へ搬送するか、医師の往診を受け、治療をしなさい、が行政の指導ですから、療養型の多くはBのような選択をしています。しかし、一般病院へ搬送し、加療を受けるとしても、当然、無料ではありませんし、そのためのご家族の労力や、経済的な負担は大変なものがあります。だいいち、病院としての許認可を受け、医師や看護師等の専門スタッフや、必要な医療機器もあるのに、医療が出来ない(無報酬の為、やらない)のは、病院の一員として、じくじたる思いがあります。それに、私の今までの経験からいえば、認知症患者の入院加療は、一般病院では、殆ど受けてもらえないのが実状なのです。そんな背景の中で、当院は、当院でできる医療であれば、又、患者さんにとって必要とされる医療であれば、たとえ保険請求が出来なく、無報酬であっても、ご家族に負担をかけずに行っていこうと思います。そして当院の理念である医療と福祉の融合に、少しでも近づければと思っております。



事務局長 瓦井 洋