春日部セントノア病院

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2009年4月

3年目の春は…
我が家の庭は1月半ばに紅梅が咲き2月に入り白梅が、2月下旬には桃の花が咲きます。桃が咲くといよいよグレープフルーツの収穫期です。グレープフルーツは12月に黄色く色づきいかにもグレープフルーツらしく優しい色をしていますが、この時期は大変すっぱくて食べられません。3月になると甘みが増して丁度食べ頃になります。ゴーグルで目を保護し、脚立に立ち、長い枝切り鋏でグレープフルーツを一つひとつ切り落とします。3月上旬、第1回目の収穫は半日かけて約60kg。早速セントノア病院と沖縄の姉の所に送ります。収穫までは元気よく作業が進みますが、その処分にはいつも気が重くなってしまいます。味には少し自信があるものの、形はお世辞にも綺麗とはいえず、無理に押し付けているようでいつも気が引けてしまうのです。それでも「美味しかった」と言ってくれるとホッとします。1週間後2度目の収穫は近所の方に。貰って下さって有難うという感じです。病院職員の方に「美味しかった?」と感想を聞くのも、嫌いな方もいるかもとためらっていました。ところがある病棟の看護師さんから『夜眠れない患者さんが集まって話を聞きながら一緒に食べたらとても美味しいって大変喜んでいましたよ』との話を聞いて本当に嬉しくなりました。また病院に送ろうと準備をしています。元気になると、実を送るだけでなくケーキも作ろうかしらと夢が広がっていきます。家では、農薬を全く使っていないので皮を砂糖煮にし、それを使ってフルーツケーキを焼き、実の方はママレードにしたり、寒天よせにしたりしています。
さて、この春はセントノア病院に来て3年目になります。1年目は慣れるのに精一杯でした。2年目は患者さんにポルトガル語の挨拶を教わり、ボン ディア(こんにちは) ケケアデ オヴォ?(変わりないか?どうだい?元気?) トウデェイ ヴェリオ(全て新しいよ。変わりないよ)の挨拶をしていましたが、同じテーブルの患者さんも覚えて3〜4人で挨拶をし、そして皆でオブリガド(有難う)と締めくくって大笑いをしていました。
そして3年目の春は、患者さん達とのグループでクラシック音楽を聴きながらグレープフルーツケーキのティーパーティーでスタートしましょうか。


医師 佐々木 昭子