春日部セントノア病院

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2006年8月

 開院して6ヶ月が過ぎようとしております。当院に入院される患者は、これまで他施設や病院での介護に難渋し、事故防止上やむを得ず拘束されてきた方が多いのですが、一切拘束しないのが当院の方針です。相談員の聞きとりと、その後の入院判定会議の段階では、不穏・暴力など“鳴り物入り”のエピソードを持つつわものが少なくありません。ところが、入院して広い空間に開放してあげるだけでかなり穏やかになります。数日間はそのまま見守り、一人一人ちがう患者さんの性格と行動パターン(食事・睡眠などが基本ですが)の観察の後、精神科の先生のこまやかな服薬指導があります。入院後しばらくたって家族の方と面談しますが、皆さん「こんなよい顔は初めてです」と喜んでくれます。やっぱり拘束しないでいいんですね。自由とリラックスの場ではじめて心身が安らぐのでしょう。通常の人と全く同じです。
リハビリ音楽療法でラジオ体操をやり、その後、歌に合わせてスタッフが“振り付け”をして全員で輪になりますが、ほとんどの患者が楽しそうにそれぞれ体のどこかを動かしています。家族も参加するいいひとときです。
5月の初めに一斉に植えられた稲の苗が、降り続く梅雨を受けてすくすくと成長し、もう70〜80cmにもなったでしょうか。秋の収穫の季節にはどんな風景になるでしょう。きっとその頃は病院もそれなりの落ち着きを見せてくれるかなと思いつつ…。

 

車いす 洗面介助の湯がけむり


院長 田巻 國義