春日部セントノア病院

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2013年8月

『笑顔の大切さ』
今年4月から、当院の認知症ケア専門士会発案で『忘れてはならない患者応対の 18ケ条(栃木県看護協会研修会資料から引用)』を当院では実践しています。毎月、18ケ条の1条ずつを順にその月の目標として掲げて、毎朝唱和し実践しているのです。すべて有益な内容なので、全項目を列記してみます
第 1条  患者さんに与える第一印象として、清潔感ある身だしなみに気をつける
第 2条  あいさつはコミュニケーションの第一歩。職員から先に患者さんに届ける
第 3条  患者さんの安心感のために『表情』に気をつける
第 4条  患者さんと話をする時(話を聞く時)は、必ず顔(目)を見て応対する
第 5条  業務をしながらの言葉がけは相手に届かない(ながら応対はしない)
第 6条  場所や手順などの『案内』は、患者さんの分かりやすさに気を配る
第 7条  応対の最後には、必ず相手が理解したかどうか確認する
第 8条  職員同士の私語やくだけた様子は、患者さんに不快感を与える(場所をわきまえる)
第 9条  多くの患者さんから『見られている』という意識を持って行動する
第10条 患者さんにものを渡す時は『相手の受け取りやすさ』に配慮する
第11条 患者さんとの応対の中で職員がとる動作には、必ず言葉を添える
第12条 患者さんを『待たせた』ことへの配慮の言葉は、表情・態度など全身で気持ちを込めて届ける
第13条 患者さんの話を聞く時は、聞いている姿勢をきちんと示す
第14条 馴々しい言葉・子供扱いした言葉・指示的な言葉は使わない
第15条 患者さんの年齢や状態に合わせたプラスαの配慮を心がける
第16条 患者さんによって(相手によって)応対に差をつけない
第17条 周りの患者さんの『耳』にも気を配る
第18条 患者さんの家族の感情にも配慮する
どの項目も、当院のケア向上に役立つものばかりです。この内、第3条について今回は述べてみます。
第3条の付説には「病院で作り笑顔は必要ありません。『微笑み』だけでも気持ちは十分伝わります。患者さんの顔をきちんと『見て』、温かな思いやりの表情を届けましょう」と、笑顔の大切さをうたっています。
患者さんにしろスタッフにしろ、笑顔は心身のプラスエネルギーの表れです。スタッフの笑顔は、それだけで患者さんの心を癒すといっても過言ではありません。笑うこと自体が心身のリフレッシュにつながり、免疫力が向上することが医学的に証明されているのです。
笑顔は一朝一夕にできるものではありません。作り笑顔でないなら、なおさらのことです。笑顔も訓練が必要なのです。まず気持ちの持ちようの訓練、そして鏡を見て最高の笑顔をつくる訓練を、毎日するのです。
世には笑うためのセミナーがあるほどで、多くの人が料金を払ってそこに参加しています。笑顔はスタッフにとっても患者さんにとっても、極めて大切なものといえるのです。


副院長 野 正孝